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2017.02.10【社長の日記】紙で手・指を切りにくい刃をつかった加工のおはなし
2017.02.10 Friday

乾燥しているこの時期は特にと思いますが…

紙を触っていて、ふとした拍子に紙の断面が鋭角に皮膚にこすってしまい、スパッと指などを切ってしまうことってないですか。

   
紙で切ると、いつまでもジクジクと痛いですよね。
鋭利な刃物でなく、紙の断面は少しざらついているからとも言われますが…。
   
そんな紙で指などを切ってしまわないようにする型抜き(トムソン抜き)の加工方法が実はあります。
  
いわゆる【波刃】と言われるものです。
 
 
段ボールやパッケージ箱の業界では比較的認知度が高いと思われますが、一般にはまだまだ知られていないですよね。
 
商業印刷の世界でも、まだあまり使用する機会が少ないです。
 
これは箱の展開図の外周に波刃を使ったサンプルです。
 
  
  
近くでみると、たしかに断面が波々になっているのがわかりますか。
  
 
 
  
マイクロスコープで視てみましょう。
(ちょっとわかりにくいですが、これが1mmピッチの波刃加工)
 
  
 
こちらは0.5mmピッチの波刃加工。
1mmピッチよりもさらに細かいですね。
   
  
断面を真っ直ぐにカットするのではなく、こうして波をうったように加工することで、
製品になったとき、断面に指を沿えて触っていても、指を切ることがありません。
 
わたしたち普通の大人でもときどき紙で指を切ってしまうことがあるなかで、
高齢者や小さなお子様、また視覚障がい者らにとって、不用意にケガをしてしまう危険性はより高いですよね。
そんな方々に使用いただく目的の紙製品であれば、こうした配慮もこれからもっと必要になってくるかもしれません。
  
だれもが安心して暮らせる社会に。
この波刃の加工もそうしたユニバーサルデザインの考え方に即したものかもしれません。
  
どうぞ、紙加工の際、紙で手指を切りにくい加工をご希望の場合は、トムソン抜きは波刃仕様でとお声掛けしてみてください。
  
当社の取引先の木型メーカーに確認したところ、
最小が、0.5mmピッチ。あとは1mmピッチ、2mmピッチと、1mm単位で既製品の刃があるようです。
 
  
ちなみに、普通の刃よりは、ちょっと割高です。
そして細かいピッチのほうがさらに割高です。
ご依頼する場合には、コストにもご注意くださいね(苦笑。
 
当社では波刃のご相談も承ります。お気軽に下記までお問い合わせください。
 

 

【紙だからできること。いまも。これからも。】
紙をカタチに切るお手伝いをさせていただいております。
紙加工のご相談は、株式会社鈴木紙工所へお気軽にお問い合わせください。
http://suzuki-shikojo.com/

 

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